令和6年度日本民間放送連盟賞 ラジオ・教養番組部門において
「白線と青い海~早川さんと饒平名さんの730(ナナサンマル)~」が最優秀賞を受賞しました。
また 技術部門において
「ひかり電話によるラジオ中継を行うためのルータ制御装置の開発」が優秀賞を受賞しました。
ラジオ・教養番組部門 最優秀賞
■「白線と青い海~早川さんと饒平名さんの730(ナナサンマル)~」■
制作・取材・ナレーション・パーソナリティ: 竹中知華
出演: 早川 亨、饒平名知昭
プロデューサー: 西中 隆
1978年、沖縄の道路を一夜にして右側通行から左側通行に変えた交通変更で一緒に働いた仲間を探してほしいという電話がきっかけ。前半は、困難と思いつつ呼びかけた生ワイド番組のダイジェスト。後半は、当時の取材音源も交え、運命の日の朝となった県民にも知られざる「730大作戦」を伝える。
歴史がリアリティを伴い再現され、人間ドラマに胸が熱くなる壮大なドキュメンタリー。歴史的な記憶を保存し、広く伝えることに大きな意義があるとして高い評価を得た。
技術部門 優秀賞
■「ひかり電話によるラジオ中継を行うためのルータ制御装置の開発」■
研究・開発担当者 西原正太郎、金城信秀
ラジオ中継回線の光回線移行に際し、専用の中継装置ではなく、市販ルータと既存のIPコーデックを利用して、ひかり電話で音声を伝送する方法を考案し、複雑なルータの設定を簡単なボタン操作で行うことができる装置を開発・実用化した。
これにより、高価な機器や技術知識がなくとも光回線による番組中継が可能になり、少人数での番組制作や業務負担の軽減を実現し、ラジオ制作技術の効率化に貢献した。
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